天満橋駅の南側に広がる北大江-中大江地区は整然とした街並みに様々なお店がひっそりとしっかりと佇む街。歴史のある料理屋、街に馴染みつつあるなカフェ、星を持つレストラン、少々有名なブラッセリー、現代版めしや、イケテルわけじゃない立呑み屋等々（街紹介あるある、飲食店ばっかり（笑）。オーガニック食材を扱うお店やアメカジ的生活雑貨店、POPUPギャラリー等、飲食店以外も元気。大阪市内中心では貴重な街区公園として北大江公園、中大江公園も花植えや盆踊りだけでなく、日常シーンの中にいい感じに溶け込んでいます。
今回はそんな街にある分譲賃貸アパートメントの一室。
マンション自体、みんふどとしても好感を持ってお勧めしています。第一のポイントは都心のマンションとしては小さい規模（42戸）にもかかわらず、道路に面した間口のほとんどを店舗区画に割いている「街に参加している感」がいいですね。
第二に、従ってアパートメントとしてのエントランスはコンパクトかつ奥まっていますが、そこまで通路が何ともいい感じ。好みがわかれる装飾はなく、分譲当時の設えを忠実に守られていて、管理に安定感すら感じます。（分譲アパートメントというものは分譲当時の設計者が一番考えていますので）道路に面した小さな門扉から入るなんて、心持によればヨーロッパのアパートメントを感じます。
部屋は67.49?の2LDKという間取。元々中居間タイプの3DKの1室を取り込んでリビングしています。向きは北東角で安定した明るさで、道路に面していますが、交通量から外の音も気になりません。生活空間、寝室、仕事部屋と各部屋の用途もわかりやすい。
そして内装。フローリング調の床と木製建具の塗装が絶妙に時代性を感じさせ、北欧モダンにもアメリカミッドセンチュリーにもアジアンモダンにも展開できそう。
こんなシチュエーションを満喫してくれそうなのは、地に足着きだしたカップルかな(^_-)-